円が対ポンドで約16年ぶりの安値を更新!

28日の外国為替市場で円が対ポンドで約16年ぶり安値に下落した。
英国で根強いインフレ圧力や7月の総選挙実施により早期利下げ観測が後退しており、
英日の金利差に着目した円売り・ポンド買いが進んでいた。

この記事は、英国と日本の金利予想について議論しているようです。

英国では、4月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、まだ物価高の認識になっている様子だ。
モルガン・スタンレーとゴールドマン・サックス・グループは6月の利下げ予測を撤回した。
さらに、スナク首相は総選挙が7月4日に行われると発表したことをうけて
6月の利下げの可能性がほぼ排除された。

現在の政策金利5.25%と高水準。
12月までに約4.86%に低下すると予想されています。

一方、日本では、9月に15bpの利上げの可能性が高いが、12月の予想政策金利は約0.36%です。金融市場のボラティリティが低下するにつれて、投資家が高金利の日本円を販売し、低金利の通貨を購入するキャリー取引を助長する環境です。

現状円安は続いていきそうだ。

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