YAYOI相場解説6月3日16:41分
ドル円はレンジに入っています。上向けしないとロングは狙えず、下抜けしないとショートも狙いにくい状況です。
今週はアメリカの重要な指標が多く発表されますので、注意が必要です。
製造業は基本的に好調で、NVIDIAのAIチップや医療系の銘柄が上昇しています。
しかし、S&Pなどは見込み通りの動きとは言えませんでした。
今週の主な指標としては、ADP雇用統計、ISM製造業景気指数などがあります。
これらの指標が悪ければ、ドルが下がる可能性が高いです。
また、6月6日にはECBの政策金利の発表があります。
スイスフランが先に利下げを行ったことで、各国の反応が注目されます。
特にユーロがアメリカを差し置いて先に利下げに踏み切ると、ユロドルが大きく下がる可能性があります。
ポンドドルやポンド円も、ドル次第で動きが変わる可能性があります。
また、ゴールドは一旦跳ねてきていますが、全体的にはまだ下がると見ています。
ビットコインは上昇していますが、下げ待ちの状態です。WTIもレンジに入っていますので、ここも無視で大丈夫です。
今週は重要な指標が多いので、右見て左見て、安全運転で取引を行いましょう。
それでは、今週も頑張っていきましょう!