急激な株価変動に見舞われ、一時的に売買停止
ニューヨーク証券取引所で3日、システム障害が発生し、投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N), opens new tabを含む多くの銘柄が急激な株価変動に見舞われ、一時的に売買停止となった。
ニューヨーク証取によると、正午前までにシステム障害は解消したが、
影響を受けた銘柄の取引は再開された。
インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE.N), opens new tab傘下の同証取では先週、S&P総合500種(.SPX),
opens new tabとダウ工業株30種(.DJI), opens new tabのリアルタイムデータ配信が1時間以上にわたって影響を受ける不具合が発生したばかり。
今回のシステム障害はデータセンターでの新たなソフトウエアの導入に関連したものだったという。
一時売買停止となった銘柄の中には異常に大きな値動き動きを見せたものもあり、
バークシャー・ハサウェイのクラスA株は一時99.97%下落。取引再開後、0.6%高で取引を終えた。
ニューヨーク証取は米東部時間午前9時50─51分に1株当たり60万3718.30ドル以下で行われたバークシャー・クラスA株の売買について、不具合に関連した誤った取引を全て取り消すと発表した。
日本でも東京証券取引所、
2020年10月1日、システム障害の影響で取引を終日取りやめた。名古屋、札幌、福岡のそれぞれの証券取引所も停止した。
たまにあるこのシステム障害、チャンスと、見て仕込むトレーダーも多かったはずだ。