7日の東京株式市場

7日の東京株式市場では荒い値動きが続いた。日経平均株価は朝方に一時前日比936円安まで下げたあと、急速に持ち直して一時1000円超高となった。日銀の内田真一副総裁が7日の講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べ、追加利上げに対する警戒感が和らいだ。為替市場では円相場が一時ドル=147円台後半まで円安方向に振れた。

前日には3217円高と過去最大の上げ幅を記録していた。連日の歴史的乱高下で投資家がリスクを取りにくい状況が続くなか、戻り待ちの売りと値ごろ感に着目した買いが交錯している。東証株価指数(TOPIX)も、一時2%近い下げからプラスに切り返すなど荒い値動きになった。

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