米連邦準備理事会
米連邦準備理事会(FRB)は17〜18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。約4年半ぶりに政策金利を引き下げる見通しだ。市場関係者の間では利下げ幅が通常の倍の0.5%になるとの見方が急速に強まっている。金融引き締めの手じまいはスタートから波乱含みだ。
FOMCの結果と経済見通しは18日午後2時(日本時間19日午前3時)に公表となる。その30分後にパウエル議長が記者会見し、政策決定の理由などを説明する。
大幅利下げに踏み切れば、FRBが雇用の悪化を深刻に受け止めているという受け止めにもつながる。その場合は景気後退懸念が強まってドル売り・円買いで反応するとの見方がある。ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎シニアアナリストは「2023年7月の円高水準(137円台)が意識される」と話した。
今回0.25%の利下げなら
円安•ドル高の可能性もある。