世界の金融市場がフランスの政治情勢に揺れている
世界の金融市場がフランスの政治情勢に揺れている。
6月末から投票が始まる下院選で極右政党が躍進する公算が大きいため、財政悪化が懸念され先週の仏国債は欧州危機時並みの急変動となった。
それにらつられてか?
欧州株の下落も勢いがらあった。
17日の東京市場で日経平均株価は前週末比で一時800円安となり、
リスク回避ムードが強まっている。
ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、10年物フランス国債とドイツ国債のスプレッドはすでに過去12年間で最大の水準に近づいており、エクスポージャーを追加する絶好の参入点になる可能性があると語っている。
デービス氏は「経済のファンダメンタルズを見る必要がある。財政赤字規則は重要になるだろう」と話した。
これによりEUR圏の緊急利下げも有り得る話になってくるかもしれない。
EUR買いは少し様子を見ていきたい所だ。