2024年分の路線価
庁が1日発表した2024年分の路線価(1月1日時点)は、全国平均で前年比2.3%上昇し、3年連続で前年を上回った。上昇率は前年の1.5%から拡大し、現行の調査方法で比較可能な2010年以降で最大となった。
(バブルが来ている)とゆう声から早10年、いつまで続くのだろうか?
コロナ禍で落ち込んだ人の流れの回復が進み、国内外の観光需要が活発になる中、価格の上昇に加速に繋がった。
全国47都道府県のうち価格が上昇したのは29都道府県で、昨年の25都道府県から4県増えた。下落は16県で、昨年の20県から減少した。
最も上昇率が大きかったのは福岡県で前年比5.8%上昇、昨年の4.5%から上げ幅が拡大した。住宅地は富裕層に人気の地域で価格上昇が顕著なだけでなく、割安感を残すエリアも値上がりしている。商業地はマンション用地の需要が旺盛なほか、ホテルや飲食店ビルなどの売買も活発で価格上昇につながっている。
都道府県庁所在地の最高路線価では、上昇したのは37都市で、昨年の29都市から増えた。下落したのは鳥取市の1都市で、昨年の4都市から減少。横ばいは9都市だった。
まだまだ開発段階にある都心部の価格は上がって来そうだ。
建築株にも注目したい。