利下げに動く可能性

パウエル議長は9日、
米連邦公開市場委員会(FOMC)が7月30-31日の会合で利下げに動く可能性が低いことを示唆した。

市場では、9月に初回利下げが実施される確率が70%強となっている。
年内については0.25ポイントの利下げが2回あるとの織り込みだ。
大統領選挙の行方にもよるがドットプロットもそのようなデータだ。

 パウエル議長はデータが正当化する場合は利上げもあり得るとしつつ、「インフレ面でさらなる進展を遂げ、労働市場が強さを維持する中、適切なタイミングで政策緩和を始めるというのが方向性として可能性が高いように思われる」と語った。

 労働市場については「完全にバランスを取り戻したもようだ」とし、最近のデータは「労働市場の状況がかなり冷え込んできたという非常に明確なシグナル」を送っていると説明。

労働市場は「強いが過熱してはいない」とし、FOMCの景気抑制的なスタンスが機能し、需給バランスは改善していると付け加えた。

失業率4.1%とゆう数値はまだ米国経済が強い事を表していると言うが、ワンマンとも言えるこの指数の上げは
何かの拍子に失業率を一気に上げる事になるだろう。

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