リップル・ラボ
主要暗号資産(仮想通貨)はアジア時間8日の取引で上昇。XRP(リップル)を発行するリップル・ラボは米連邦地裁の判事から制裁金1億2500万ドル(約180億円)の支払いを命じられたものの、同社をこの結果を米証券取引委員会(SEC)に対する勝利と受け止めた。
ビットコインは一時4.5%上昇して5万7600ドルを超え、暗号資産2位のイーサは一時5%近く値上がり。ただ、両トークンは5日に2022年以来の大幅下落となったことを受け、なお1週間前の水準を大きく下回っている。
5日の急落は世界的に株安が加速したことが背景にあり、経済の先行き懸念や中東情勢の緊迫化、人工知能(AI)への大きな賭けが奏功しないとの懸念などを反映している。