第2・四半期の国内総生産

米商務省が29日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報値の2.8%増から上方改定された。堅調な個人消費が堅調だったことに加え、企業利益も回復し、景気拡大の持続に寄与する可能性がある。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は速報値から横ばいの2.8%増だった。第1・四半期のGDP伸び率は1.4%だった。
経済の3分の2以上を占める個人消費の伸びは2.9%と、速報値の2.3%から上方改定された。
個人所得は2336億ドル増。速報値から40億ドル下方改定された。
企業利益は576億ドル増。第1・四半期は471億ドル減少していた。
所得面から経済活動を把握する国内総所得(GDI)は1.3%増。伸びは第1・四半期から横ばいだった。
経済活動を判断する上でより良い指標とされるGDPとGDIの伸びの平均は2.1%。第1・四半期は1.4%だった。

これによりNASDAQは19385ポイントから一時半端したかたちとなった。

目次