欧州中央銀行

欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で政策金利を0.25%引き下げると決めた。利下げは6月に開始してから2会合ぶりだ。欧州ではインフレ鈍化が続く一方、ドイツを筆頭に景気下振れの懸念が強まる。追加利下げで金融引き締めの度合いを一段と緩めるのが適切と判断した。

政策金利の一つで、市場が注目する中銀預金金利を3.75%から3.5%に引き下げる。ECBは6月に4年9カ月ぶりに利下げを決めた後、7月は政策金利を据え置いていた。市場も追加利下げを確実視していた。

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