VPSについて・自分のPCで運用とVPSで運用の違い

2024年10月7日

1.VPSってなに？

VPSとは、VirtualPrivateServerの事です。
サーバーとはとても大きなPCのようなもので大容量のデータの保存や、
プログラムの実行、一つのプログラムに数人～数千人規模で同時に接続して使う事が出来るモノです。

VPSはサーバーの中にプライベート空間を作り、
自分だけ、または限られたひとのみが接続できるものです。

通常サーバーは一軒家を皆でシェアして個室を借りるようなもの
VPSサーバーはマンションでそれぞれ自分の家を借りるようなもの

自動売買システムを運用する為に使うのは VPS【Windows Server】と言って、
仮想のWindows PCを用意して他のPCやスマホから接続するタイプの方法です。
自動売買システムは24時間365日稼働が必須！
常時電源ON+常時ネット接続+安定したネット通信

ご自身のPCが古い？
スペックが低い？

でも大丈夫！
VPSを使えばPCのスペックや新旧は関係ありません。
仮想のWindows PCが肩代わりしてくれます。

2.VPSってどう使うの？

VPS Windows Serverはリモートデスクトップ接続ソフトやアプリを使って接続します。

普段お使いのPCやスマホ・タブレットから簡単に接続することが可能！
RDP(RemoteDesktoP)ファイル、またはWindows App Mobileを使用して接続をします

ご自身のPCやスマホからアプリを使いインターネットを介してVPS Windows Serverへ接続

VPSへの接続を切断したり、お使いのデバイスの電源を切っても
サーバーの電源を切らない限り自動売買システムは稼働を続けます。

3.自分のPCで運用するのと何が違うの？

VPSを使用する最大のメリットは
手間がほとんどかからない
そして、長期間の安定的な運転が可能な点です。

ご自身のPCで運用する場合は前提として
良好な通信環境と24時間365日PCを稼働させ続ける事の出来る環境が必要になります。

さらに、PCのスペックが足りない場合は買い替えが必要になったり
保守・点検の手間があります。
デスクトップPCはおおむね高性能なものが多く、パーツ交換等が出来る為
柔軟に対応が可能でPCの寿命も伸ばしたりが可能です。
しかし、PCの知識が無ければパーツ交換にもお金が掛かり、
パーツ自体も高価なものが多く、大きな費用が必要となります。
また、一般的にデスクトップPCの寿命は5～10年程度、ノートパソコンは3～5年と言われていますが、
24時間365日稼働を想定していない為、寿命は確実に縮みます。

さらに、ノートパソコンの場合は高性能なものが少なく、パーツ交換が基本的にできません。
デスクトップPCと違い、放熱性も極端に悪くバッテリーの寿命もあります。
PCは熱に弱く衝撃や汚れなどにより簡単に壊れてしまいます。

VPS Windows Serverを使用する場合は、
上記のような手間や不安余計な出費はありません。

サーバーはPCと違い24時間365日稼働させることを前提として作られている為
耐久値はPCと比べ格段に高く、保守点検等はサーバー業者の専門スタッフが行うので安心です。

VPSをご契約いただくと、月々の契約料というランニングコストがかかってきますが、
1年で約3～4万で契約可能です。

普段使いと裁量取引さらに自動売買システムの運用を同時に行えるスペックのPCは
デスクトップPCならば、8～15万
ノートPCならば、10万～20万
これくらいの価格帯のもになってきます。
2年で大体トントンなら買い替えた方がいいかもしれませんが、
一般的な使い方とは言えませんので、一般的な寿命まで持つとは限りません。

いつまで使えるか分からないPCを買って、保守点検の手間をかけるのか、
VPS契約をして手間をかけずに安定的に運用するか、

断然VPS契約の方がお得だと考えます。

4.メリット・デメリット

VPSと自身のPCでの運用のメリットデメリットを紹介