ウクライナ軍はロシア領の国境地帯を攻撃
ウクライナ軍はロシア領の国境地帯を、西側が供給した兵器で初めて攻撃した。一方、ロシアのプーチン大統領は核ドクトリンの改定を承認し、核兵器の使用基準を緩和した。
インタファクス通信によると、ウクライナは米国が供給した長射程の戦術弾道ミサイルシステム「ATACMS」でロシア西部ブリャンスク州の軍事施設を攻撃したと、ロシア国防省が発表した。バイデン米大統領がウクライナにロシア領内への長距離ミサイル攻撃を限定的ながら許可すると決定して以来、知られている中では初めての攻撃となる。
これより前にウクライナ軍参謀本部は、同国国境から約115キロの地点にあるロシア・ブリャンスク州のカラチェフにある兵器保管施設を攻撃したと確認した。ただ、参謀本部と国防省は攻撃に使用した兵器について機密情報だとして明らかにしていない。ロシア国防省はミサイル5発を迎撃し、死傷者の報告はないと説明した。
これにより
ドル、ユーロ、スイス
の通貨が大きく下落した。
長期金利下落
為替を動かした要因になっている。