ニュージーランド(NZ)中銀
11月26日、ニュージーランド(NZ)中銀は先日の政策会合で政策金利を0.5pt引き下げることを発表した。
NZ中銀は前回の政策会合でも0.5ptの政策金利引き下げを行っており、今回は前回から2連続となる金利引き下げである。この利下げによって、NZ中銀の政策金利は4.75%から4.25%となった。
この利下げは市場で予測されていた通りの数値であるとのこと。さらにNZ中銀は声明にて、「インフレ圧力は和らいでおり、経済情勢が予想通りの展開となれば、金融緩和のペースは緩やかになる可能性がある」とコメントした。
現在、米国を除く欧州やアジア・オセアニアの国々の景気は非常に軟化している。もし今後もこのUS Exceptionalismが続くようであれば、FRBの利下げペース鈍化が予測される中、これらの国々の利下げによって、さらにドル高が進展するかもしれない。